やまブロ

シンプルライフ

「暗い所で本を読む」ことは視力低下とは無関係です。

どうも、やまたつです。

 

少しだけお久しぶりの投稿になりますね。

今日は、たまたま読書をしていて、ふと考えついた内容についてお話したいなと思います。

早速ですが、幼い頃から、親に「暗い所で本を読まないの!」や「暗い所でテレビを見てると目が悪くなるわよ!」など注意を受けた事はありますか?

きっと、大半の人が注意された事があると答えるでしょう。

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自分もそうなのですが、幼き頃はあまり読書を好んでなかったので、本を読む機会は無く、言われたことは3回あるかどうかです(笑)

 

私は、幼き頃から何の根拠もなく、この事については信じてませんでした...

そうなんです。実は、これによって視力が低下してしまうという事は無いとされています。現代の科学的根拠からも特別な根拠は無いとされてます。

残念ながら、少なくとも良くはなりません。

 

では、なぜ暗い所で本を読む=視力低下と考えるのか?

 簡潔にお答えしますと、それは目に光を取り入れる量が少ないか多いかの違いです。

そもそも人の目の構造上、暗い所だと光を「多く」取り入れようとして、瞳孔が大きく開きます。

⇨これは動物としての本能で、暗い場所でも物体を認知しようとすることから、明るい場所に比べ光を取り入れる量が多くなります。

逆に言うと、周りの物体などが見えやすい昼間は目に入れる光を「少なく」て済むので瞳孔の開きは小さいです。

 

つまり以下のような(画像)感じですね。

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https://www.my-kaigo.com/pub/individual/chiebukuro/taiken/shikaku/0040.html

 

他に、瞳孔の大小は、見る対象の物体までの距離によって違います。

物体までの距離が近い場合:瞳孔は「小さく」なる

物体までの距離が遠い場合:瞳孔は「大きく」なる

 

よって結果的に、「暗い所で本を読む」という行為は、

暗い場所で瞳孔を多きくしたいのに、近くにある本を見ようとして瞳孔を小さくするので矛盾が生じ、目に負担がかかり、筋肉が緊張状態になるので、あまり好ましくないというのが正しいかもしれません。

 

なので一般的に、緊張して疲れた感覚を「視力が悪くなった」と置き換え誤解されてしまうポイントになります。

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かと言って、暗い所で目を酷使しすぎると、もちろん目の周りの筋力はダメージを負うばかりで、視力に関係してしまいますので、程々に。

 

では、また目にまつわる常識です。

 

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「遠くの景色を見ると視力が良くなる」事は正しいのか?

こちらも、視力が直接的に良くなるということではありません。

近くのものを見る時とは反対に、遠くのものを見る時は、筋肉は収縮せず伸びる為、緊張はほぐれ楽になります。 

 最近、目を使いすぎてるな〜と感じる方は、山へドライブがてらリラックスしに行くついでに遠くの景色を眺めてみてはどうでしょうか。

 

もうひとつ、、、

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「緑色のものを見ると視力が良くなる」事は正しいのか?

 答えは、NO。視力向上には繋がりません。

緑色は、目の網膜にとって心地よい波長、とてもリラックス効果のある色です。

 

結局、目を使いすぎたら、「山に行け!」「自然に囲まれろ」ということ何ですかね(笑)

 

私も仕事上、常にPCと面を向かって作業しています。

もう何年も、ドライアイですし、目の疲れが全然取れません(涙)

私事ですが、子供もようやく1歳を迎え、自然に触れさせたいなと思っています。

自分の目の休憩を兼ねて、ちょっくら家族で山へドライブしにいきたいと思ってます。

 

あ、ブログ書いてたら日付が変わってましたね。

連休も最終日です。

皆さんも、最終日、有意義で体の疲れを取りながらゆっくりされてください。

 

最後に、<HBByamatatsu's BLOG>をこれからもよろしくお願い致します。

 

以上、やまたつでした!

次回もお楽しみに。