どうも、やまたつです。
本日は「計算」に関するおもしろいお話です。
45 × 45 = ???
皆さんはこの計算の答えを瞬時に導けますか?
答えは、2025。
きっと算数や数学が嫌い、苦手なあなたでも、この記事を読み終える頃には180度気持ちが変わってるかもしれません。
その名も、"インド式計算"
数学好きな人なら既に知っている人も多いのではないでしょうか。
名前だけなら聞いたことある!という人も、今日をきっかけに学んでいただけると嬉しいです。
実はインド式計算には、通常の「インド式計算」と「超インド式計算」の2つがあります。
今回は「インド式計算」について解説します。
前提として、
インド式計算:制約がある
超インド式計算:制約がない(若干、難しい)
ではいきましょう!!!
インド式計算
10の位が同じ数字
★1の位の合計が10の場合
例えば以下の計算
25 × 25 = ???
この時の考え方としては、
①10の位の数字と1の位の数字に分ける
2 5 × 2 5
②10の位の数字同士をそのまま掛けるのではなく、片方に+1して掛け合わせる
2 × (2+1) = 6(答えの頭の位)
③1の位同士をそのまま掛け合わせる
5 × 5 = 25
はい、答えは出ました。625です。
このパターンは覚えるとめちゃくちゃ簡単です。
別に1の位が5同士である必要はありません。
合計が10であれば問題ありません。
では、あなたも計算にチャレンジ!
34 × 36 = ???
答えは、1224。
<考え方のおさらい>
①10の位の数字と1の位の数字に分ける
3 4 × 3 6
②10の位の数字同士をそのまま掛けるのではなく、片方に+1して掛け合わせる
3 × (3+1) = 12(頭)
③1の位同士をそのまま掛け合わせる
4 × 6 = 24(お尻)
ほら!簡単です!
★その他(1の位の合計が10にならない場合)
例えば以下の計算
72 × 79 = ???
この時の考え方としては、
①重複している数字を1つ消す
(a)7 2 × 7 9
or
(b)7 2 × 7 9
別にどちらでもOKです笑
もちろん、"10の位が同じ数字"の場合なので10の位の数字のどちらかを消します
②消した後の数字同士を足し合わせる
(a)2 + 79 = 81
or
(b)72 + 9 = 81
もちろん同じ結果なので、どちらでも構いません。
③そして、ここで消した数字が復活(この問題では"7")
消した数字を②の結果に掛け合わせます
81 × 7 =567
※あくまで、2桁 × 1桁くらいは暗算で出来るという程で説明してます
④1の位同士を掛け合わせる
2 × 9 = 18
⑤最後に、③の結果と④の結果を足し合わせる
※ここで注意!④の結果は1桁左にズラして③に足し合わせること(黄色の数字箇所)
筆算式で見やすくすると以下のような形になります
567
+) 18
--------
5688
ちょっと最初は複雑ですよね。普通に計算した方が一見早く見えますが、これはこれでトレーニングすると瞬時に答えを導けます。
やまたつはトレーニングして、上記の例題なら10秒掛からずに答えを導けるレベルまできました。もうすこし、特訓したいです。。(目指すは5秒)
1の位が同じ数字
★10の位の合計が10の場合
例えば以下の計算
88 × 28 = ???
この時の考え方としては、
①10の位の数字と1の位の数字に分ける
8 8 × 2 8
②10の位の数字同士を掛け合わせた結果に1の位の数字を足し合わせる
(8 × 2) + 8 = 24(頭)
③1の位同士をそのまま掛け合わせる
8 × 8 = 64(お尻)
答えは、2464
こちらも、トレーニングすれば簡単です!
以上、インド式計算でした。
次回は、さらにパワーアップした「超インド式計算」を解説します!