どうも、やまたつです。
本日は、「命の危機にさらされた時の対処法」について。
やまたつは、毎日歩いて会社まで通勤しています。
ある日、いつも通りに、横断歩道を渡っていると、老人が運転していると思われる車に事故られそうになりました。
そこまで、ぎりぎりでは無かったですが、自分の2メートル手前くらいで急ブレーキ。
まぁ、自分も反応して後退したので、どっちにしても当たりはしなかったと思いますが、非常に怖い思いをしましたね。冷や汗が出ました。
それで、何事も無かったかのように、会社に着いた訳ですが、
「毎日外を歩いていれば、事故って死んでしまうこともありえるな〜」
って、ふと考えてしまったんですよね。。
毎日が命がけだなって思いました。そして、毎日生きていられていることに幸せを感じた瞬間でもありました。
今回のシーンとしては、"外(横断歩道)での車との接触の恐れ"のシーンでしたが、他にも、私たちが普段生活している中では、少なからず命の危機にさらされる事があるでしょう。
ニュースでもあるとおり、毎日のようにどこかで大切な命が虚しく消えていってるんですよね。他人事のようにニュースを見ていますが、これが身の回り、自分自身に対して起きてしまうかもしれないと考えるとゾッとします。
という訳で、今回は、危険な様々なシーンを想定して、対処法、どうすれば命が助かるのかのベストな行動を皆さんと一緒に学んでいきたいです。
えいとくんも人生これからだから、覚えておこうね。
はい、今回のお陰で命が救えるかもと思おうと、しっかり頭に入れておきたいですね!
命の危険のシーンについては、
「普段起こらなさそうで、起こってしまいそうなシーン」
をやまたつ独自の判断でピックアップさせて頂きました。
また、
「起こってしまった場合、助かる危険性が低いシーン」
「起こってしまった場合、対処法が無さそうなシーン」
などついては除外してます。(高いビルから地面に落下している、サメに食べられた...etc)
- 喉に食べ物を詰まらせてしまった場合
- 洋服のまま沖(海)に放り投げ出された場合
- 車のブレーキが効かなくなってしまった場合
- 身体に刃物を刺され、まだ意識がある場合
- 首を締め付けられて息が出来ない場合
- 火事で建物に閉じ込められた場合
- 車で踏切内に閉じ込められた場合
- 重たいモノの下敷きになって意識がある場合
喉に食べ物を詰まらせてしまった場合
老人が餅を喉に詰まらせた。子供が雨を喉に詰まらせた。
食べ物などが喉に詰まって死んでしまうケースは多いです。
このままでは窒息死の恐れがあります。
顔が赤紫色に変色(チアノーゼ)している場合は、気道閉塞してて窒息に陥ってる大変危険な状態のサインです。
- まずは、落ち着いて強く咳をしてみましょう
- それでもダメなら、以下を試しましょう。
腹部突き上げ法(ハイムリック法)
(画像:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201809/2.htmlより引用)
相手の背中から脇の下へ自分の両手を回します。
片手で握り拳を作り、その親指側を相手のへそより上でみぞおちより下の部分に当てます。もう一方の手で握り拳を握り、素早く手前上方(自分側)に引きつけるように圧迫して突き上げます。
※妊婦と乳児には行わないこと
背部叩打法
(画像:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201809/2.htmlより引用)
立っていたり、座っていたりしている時に腰を折って、前屈みになり、顔を低くした状態で相手の肩甲骨の間を自分の手の付け根の堅い部分で強く数回叩きます。
(乳児の場合は、中指で舌を抑えるようにしてあげるといいです)
※横に寝た状態で行ってもOK
洋服のまま沖(海)に放り投げ出された場合
服を着たままだと、溺れやすいと思っていませんか?
それで、パニックになり、息しようと焦り、水を飲んでしまう。これはダメなパターンです。溺れて窒息死する恐れがあります。
実は靴も服も浮力体になります。
安心は出来ないかもですが、裸になろうとはしなくて問題ありません。
なので、服のまま海に放たれた場合は救助隊が来るまで以下の方法で待ちましょう。
- 一旦、水も空気も入らないように息をとめる
- 全身の力を抜いて、仰向けになる
- さらに全身の力を抜いていき、鼻と口が水面上に出るようにする
- 安定したら、息を吐いて、再び息を吸い、息をとめるを素早くする
- 息が苦しくなったら、4を繰り返す(波の状態などをタイミングを見計らう事)
近くにサメなど危険生物がいたら?
絶対に興奮させないようにしましょう。
興奮させたら、お終いと思ってください。
逃げようなんて無理です。相手は海がホームなんですから、勝ち目がありません。
サメがいたら、単純に"サメがいなくなるのをじっと待つ"ようにしてください
基本、海の生物は臆病なので、自分から襲ってくることはありません。
慌ててバシャバシャ音を立ててたり、急激に動いたりすると餌と間違えたり、興奮させてしまったりします。
そして、餌に間違われないようにするもう一つの方法としては、サメから目線を外さない事が大切です。
サメは敵に気づかれないように背後から近づく習性があるので、常に正面でアイコンタクトをとっておけば、餌に間違われないでしょう。その時も静かにじっとしておきましょうね!
車のまま海中に投げ出されたら?
状況や車種にもよりますが、車は水中に転落しても数分は浮いています。
なので、その数分が生死を分けることになるでしょう。
また、基本的に車はエンジンのある方から沈むという前提を覚えておきましょう。
- シートベルトを外す(当たり前)
- 窓が開くか試してみる
- 窓が開けば外に脱出
- 窓が開かない場合は窓を割って脱出
- それでも窓から脱出できない場合は、車内の水面が首近くにくるまで待ち、大きく息を吸ってからドアを開けて脱出(ドアは車内への流水により内外への水圧差が少なくなると開けられる)
車のブレーキが効かなくなってしまった場合
運転中、赤信号や前方車両にぶつからないようにブレーキを使用しているかと思います。
しかし、車も機械ですから、ごくたまにブレーキが効かない!っていう緊急事態があるようです。もちろんいきなりそんな事態に遭遇したらパニックになること間違いなしです。
知っている人はいるかもしれませんが、「フェード現象」や「ベーパーロック現象」などでもブレーキが効かなくなります。
また、ブレーキの種類には一般的に、"フットブレーキ"、"エンジンブレーキ"、"パーキングブレーキ"の3つが存在します。
- まずは、エンジンブレーキで減速させていく(Dレンジから1段ずつシフトチェンジを行いましょう)
- しっかりと減速出来てきたらパーキングブレーキの出番です。ここで注意して欲しいのがパーキングブレーキを一気に引かない事。徐々に何回かに分けて引きます。
しかし、上記の手順を踏む上ではある程度時間(手間)を要します。
判断が難しいところですが、人身事故や正面衝突事故など周りを巻き込むような大惨事を招く恐れを感じた場合は、最終手段としてガードレールに車体を擦り付けたり、路肩に車をぶつけるなどして止める方がベストでしょう。
車は一瞬で週十メートルも移動できます。
ブレーキが効かなくなるとパニックになったり頭が真っ白になるため、なかなか判断が難しいです。
そのため、定期的な車検などの点検は怠らずにやっておきましょう。
身体に刃物を刺され、まだ意識がある場合
いきなり刃物を刺されたらどうしますか?
考えたくもありません。しかし、世の中には色んな人がいます。
いつ何をされるか分かりません。
もし、刃物を刺され血がダラダラ。。
でも、意識はある。
こういうシーンを想定してみてください。
ここで、実はやってはいけないことがあります。
それは、"刃物を抜いてしまう事"
- 刺されたものは抜かずに、動かないようにしっかりと固定
- そして、一旦落ち着き楽な姿勢で安静にしておく
- また、周りの助けを呼ぶ。救急車や警察を呼んでもらう
これで、問題ありません。
既に刃物を抜いてしまった場合は、"直接圧迫止血法"というものをしてあげる必要があります。出血過多で危険な状態になりかねません。
刃物を持った人が目の前にいたら?
もし、刃物を持った人が目の前にいたらどうしますか?
めちゃくちゃ怖いですよね。
この場合、すぐに走って逃げてください。
刃物に立ち向かうのだけは危ないです。
当たり前のようですが、これが刃物を目の前にすると、立ちすくんでしまう人が多いようです。
首を締め付けられて息が出来ない場合
首を絞められると言えば、今月(2021年6月)の13日の東京ドームで開催されたRIZIN.28での朝倉未来 VS クレベル・コイケでの「三角締め」が話題となりました。
それにしても、格闘技ファンとしてはあの試合は視聴者側も緊張しましたね。。
格闘技はお互いに死の覚悟を持ってたり、レフリーがいるので比較的死への恐怖はあまりないのでしょう。
しかし、普通に生活している中で、いきなり首を締め付けられた場合、恐怖でしかないですよね。
そんな時にあまり力を利用しなくてもよい対処法があります。
正面から首を締め付けられた時
- 片方の手を真上に挙げる
- 上げた手と反対方向に体全体をひねりながら、上げた手を斜めに振り下ろす
背後から首を締め付けられた時
- 片方の手を真上に挙げる
- 挙げた手を中心に、振り返るように体全体をひねる
これで、どこまで力を要さずに首から両手を離すことが出来ます。
これは覚えておくと、とても便利です!
火事で建物に閉じ込められた場合
火事の際は、とにかく煙を吸わないようにすることが大事です。
一酸化炭素は吸い込みすぎると意識を失い倒れてしまう恐れがあります。
ここでは玄関にも炎が上がっており、部屋から出るのが困難な(部屋から脱出する手段がない)場合を想定します。
- ハンカチを口元にあてる(衣服でも可)
- 姿勢を低くする
- 低い姿勢のまま冷蔵庫へ行き、水分を手元に持っておく(冷蔵庫へのルートが防がられていたり、水分がなければ諦める)
- バルコニー(外)に出て窓を完全に閉める(出来れば、窓のレール全体に水をまいておくと良い)
- 援助を待つ ※水分をとりながら
※移動は焦らずかつスピーディーに、煙が白い内が安全です
車で踏切内に閉じ込められた場合
やまたつは経験したことないですが、実際に閉じ込められてしまった車を数回目撃しました。。
というのも、前に住んでいた家の近くにめちゃくちゃ長い踏切があったんですよね。
それで、踏切が1時間近く遮断してしまいましたね。
もし、自分自身の運転する車が踏切内に閉じ込められたのを想定してみてください。
その時はいかのようにしましょう。
- とりあえず、車を前身させポールを押し上げてみる
- ポールが押し上がらないかつ車体が少しでも踏切内にはみ出している場合は、車から降りて、列車を止めましょう(どこの踏切にも非常ボタンが付いています)
※出来れば、周りの人にも協力してもらうのが重要(ポールを押し上げるなど)
重たいモノの下敷きになって意識がある場合
この時は、無理に体を動かさないことが重要になります。
体を無理に動かすと、かえって危険な状態になりかねません。
二次災害なども考えられます。
- 何が倒れてきたのかを把握
- 手元に携帯など連絡が取れるモノがあれば、レスキュー隊、近くの友人、家族などに連絡する(連絡手段がなければ、3へ)
- 助けがくるまで、音(自分の声やスマホの音)を出して、周りに存在を示す
はい、こんな感じですかね。
どうでしたでしょうか?
これからまだまだ長い人生、何が起きるのか予測できません。
そんな時に、この内容を知っているか知っていないかで、全く状況が変わってきます。
今回を機に、しっかりと頭に入れておきましょう。
命は大切に!!!
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