やまブロ

シンプルライフ

2021年の節分の日が2月3日ではない理由

どうも、やまたつです。

 

本日は日本の文化でもある「節分」について。

f:id:HBByamatatsu:20210203162013p:plain

実は今年(2021年)は昨日の2月2日が"節分の日"って知ってましたか?

もしかして、この記事で「え!そうだったの?!」となってる方もいらっしゃるかもしれません笑

やまたつ一家は、しっかり昨日、豆まきと恵方巻を食べました!

子供がまだ2歳なので、若干鬼の面に怖がっていた様子でしたが。。笑

 

 

 

2月2日が節分の日として設定された年は124ぶりということで、その年を経験したことがある人は日本に一人いるかどうかですね。

 

★補足

現在(2021/2/3)の日本最高齢は"田中力子"さん118歳みたいなので、いませんでした

 

では、なぜこのタイミングで2月2日に設定されたのでしょうか。

疑問に思われた方も少なくないと思いますので、この記事でしっかりとお話させて頂きます。

 

 

 

節分の日はどういうことをするの?

f:id:HBByamatatsu:20210203171639j:plain

 「鬼は外」、「福は内」と声を掛けながら、家にやってくる鬼を外に追いやり、家内に幸福がやってくるようにと豆まきを行うのが毎年恒例行事ですよね。

またその年の決められた方角を向いて、喋らずに恵方巻を食べるのも1つの行事となっています。

※今年の方角は南南東

 

節分とは

まず、節分本来は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを指し、言葉としての意味はそのまま"季節を分ける"です。

現代では2月のみ(立春のみ)行われていますが、これは4つの季節で一番重視されていたためなのです。

春の訪れは1年の始まりでもありますよね。

 

節分に豆をまく理由

そして、節分と言えば、豆まき。

なぜ豆まきなのでしょう。

 

もともと、遠い昔は立春が新年の始まりでした。

今は1月1日が元旦ですが、昔は立春の前日となる節分の日が大晦日で、その翌日が元旦でした。元旦=お正月は皆さんも"豆"を食べますよね。

今では黒豆を年齢の数食べるなどの風習もあるくらいです。

また、1年間「まめに働く」「まめに暮らす」という意味でも食べられます。

そういう意味で、節分という大事な日には"豆"が使用され続けているみたいです。

 

ちなみに、豆の種類でも大豆を多く使用されますが、それは穀物などに邪気を払う力があると信じられてきたからそうです。

 

 

 

節分みたいな文化は日本だけなの?

f:id:HBByamatatsu:20210203171836j:plain

節分にもととなった「鬼払いの儀式、追儺」は中国から日本に伝わったとされていますが、節分を祝う週間は日本にしかないようです。

 

しかし、節分の日の次の日にあたる立春では中国や韓国でも祝われるみたいです。

中国:肉や野菜などを包んだ春餅を食べる。

韓国:「立春大吉」など縁起の良い言葉を書いて門や柱に貼り付けたり、作物の根っこを抜いてその年の農業がうまくいくか占ったりする地域もある

 

 

 

 

なぜ今年(2021年)は2月2日が節分の日なの?

f:id:HBByamatatsu:20210203172246j:plain

実は節分の日が2月4日の年も存在しました。

では、本題である2月3日と勝手に思っていた節分の日がなぜ前後してしまうのかの理由をご説明します。

 

それは、1年=365日と思っているか、1年=季節的な1周。この2つの違いです。

皆さんが想像しているのは普通に考えて1年=365日の方だと考えます。

しかし、真の1年とは1年=季節的な1周のことを指します。

季節的な1周では分かりにくいので、簡潔にお伝えすると、地球が太陽を1周回る運動のことになります。

また、地球が太陽を1周回る運動は短い言葉で「1太陽年」とも言われますが、

「1太陽年」は暦上の1年(365日)ではありません。およそ365.2422=365日 + 6時間弱と若干のズレが生じています。

この6時間弱の端数が年々積み重なり、立春の日の基準となる「立春点の通過時刻」は毎年遅くなっていき、4年経つとそのズレが約1日(24時間)になるため、1日増やした皆さんもよく聞く"うるう年"を作ることで、季節と日付のズレを解消しているのです。(ここまでは理解して頂けたでしょうか。。)

 

この為、立春点の通過時刻も変動します。

つまり、1年ごとでは1太陽年365.2422日と1年365日の差(約6時間)ずつ遅くなる一方、うるう年には4年前より少し早くなる。というパターンだと考えられます。

 

結果、2月4日の中で納まっていた立春が2021年には2月3日へ移り、その前日である節分の日も2月2日へと移ったという訳になります。[国立天文台暦計算室]

※引分:https://weathernews.jp/s/topics/202101/280115/

 

 

 

 

いや〜勉強になりました。

普段、何気なく2月3日は節分に日だな〜とでしか思ってなかったので笑

今年が特別ではないということですね。

次いつかまた節分の日が2月3日以外の日も訪れるかと思われます!

ちなみに、サイト情報になりますが、今年(2021年)以降は4年おきに2月2日が節分の日らしいです笑

雑学程度に覚えておいてくださいねw

 

 

最後に、<HBByamatatsu's BLOG>をよろしくお願いします!

 

以上、やまたつでした!

次回もお楽しみに^ ^