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親が亡くなったらやるべきこと

どうも、やまたつです。

 

 

 

本日は「親が亡くなった時」について

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昨年、いとこの親が亡くなったとの連絡が。

ついこの間までは元気そうだったのに...

 

その時にふと、「自分の親もいつ亡くなるか分からないな〜」と思ったんですよね。

まだ両親は50代なので、健康的な生活をすれば一般的に30年程は生きれます。

なので、やまたつも"親が無くなる"というものを意識してこなかったですが、確かにいきなり亡くなってしまうとどうしていいものか分からないです。

どこに連絡して、どういう手順で事を進めていっていいのか...

 

親が亡くなるのを考えるのは少し早いですし、悲しくなりますが、

今のうちに知識として備えておこうと考えました。

ということで、今回は親が亡くなった時にやるべきことを順番に説明していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

死亡診断書を取得する

まずは、死亡診断書を取得します。

 

 

病院で亡くなった場合

病院では医者看護師の方々が対応してくれるので安心です。

 

退院手続きおよび遺体の搬送・安置を行う

また、病院で亡くなった場合は遺体を長時間安置しておくことは不可能です。

看護師の方などから手続き等の案内はあるかと思われますが、退院の手続きを行いましょう。

 

 

自宅で亡くなった場合

自宅の場合はかかりつけの医師に連絡しましょう。

自宅で作成してもらいます。

 

 

それ以外で亡くなった場合

外で交通事故にあって即死、また原因不明の場合は、すぐに警察に連絡しましょう。

死因を突き止めるために死体検案書が発行されます。

こちらの場合、書類の取得に時間がかかる可能性があります。

 

 

 

近親者や職場へ連絡する

まずは家族に連絡、それから親戚などの順番で連絡します。

また、仕事をしている方は職場への連絡も忘れないようにしてください。

 

 

 

葬儀社の手配をする

葬儀社にも色々とありすが、信頼出来る葬儀社へ親の死亡の連絡をし葬儀を執り行いたい胸を伝えます。

この際に、遺体の搬送や安置についてお話することをオススメします。

そうすることでスムーズに遺体を安置所まで搬送して貰えます。

 

 

葬儀社と打ち合わせ

その後、実際に打ち合わせをし、葬儀の種類、費用、その他もろもろと担当方と決めていきます。

もちろん、葬儀の日程や葬儀の役割等も決めなければいけません。

 

 

 

通夜と葬儀を行う

通夜は一般的に18時以降、葬儀は翌日の午前中から始まることが多いです。

 

 

費用の精算や事務処理等を行う

葬儀まで無事に終了したら関係者から事務処理の引き継ぎを行います。

関係者とは主に葬儀社、お寺、葬儀の受付担当です。

まずは葬儀社にお礼の挨拶をして葬儀費用の精算をしましょう。

※領収書を受け取っておくと、相続税の債務控除に利用できます

葬儀を担当してくれたお寺にもにも改めてお礼をします。

 

お布施のお渡し

お布施をまだ渡していない場合は、包んで手渡ししましょう。

受付担当者からは香典と弔問者の名簿を引き継ぎます。

弔問者名簿は香典返しの際に使用するため、大切に保管しておいてください。

 

 

法要について

 

初七日法要

葬儀後は初めに初七日法要があります。

親が亡くなってから7日後に執り行う儀式の1つです。

 

四十九日法要

こちらも、初七日法要と同様で追善供養です。

亡くなってから49日目に執り行う儀式です。

仏教においては、亡くなってから極楽にいけるかの判断がされるそうです。

 

 

 

葬儀後にやるべきこと

葬儀後も色々とやるべきこと、確認しておくことがたくさんあります。

1つ1つ慎重に進めていきましょう。

 

 

死亡から14日以内

  • 国民年金の受給停止
  • 国民健康保険証の返却
  • 世帯主の変更

 

 

期限は無いが、早めにやっておいた方がいいこと

  • 運転免許証、パスポートの返納
  • クレジットカード等の解約
  • その他(賃貸、ライフライン、NHK、会員等)も解約

 

親が生きている内に契約しているものなどを把握しておく必要があります。

親でも子供が知らないものを契約していることは少なくありません。

血は繋がっていても自分とは別の人なので。

なので、しっかりと話し合っておきましょう。

 

 

 

親の遺産、相続について

あと考えることと言えば、親の遺産です。

遺産としては口座の預貯金に加え、株式などの金融資産、土地や家、生命保険などです。

そのままにしておくと勿体ないので、お金関係もしっかりと把握しておく必要があります。

 

 

親が終身保険(死亡保険)に入っている場合

親が生命保険で終身保険に入っている場合は、受取人を子供に設定しておいた方が無難です。

結構、夫婦の片方が受け取るような設定にしている場合をよく見受けられます。

葬儀費用やお墓を作るならお墓代、その他費用に当てましょう。

そして、余った分は子供が貯金しておけばいい話です。

私やまたつは既に親に話して、受取人を自分に変更してもらってます。

やまたつ的には自分自身の終身保険には入らないようにしてますが...

 

 

親の借金に気をつけよう

親が亡くなった後は、お金の相続でも増えることだけではありません。

借金している場合があります。怖いですよね。

借金が発覚した場合は相続手続きが行われます。

多額の借金すぎて、子供の財産では支払えない場合は"相続放棄"という選択肢もあります。相続放棄の期限は、自身が相続人となることを知ってから3ヶ月となります。

期限を過ぎると放棄できなくなってしまうため、借金整理は早めに片付けておきましょう。

 

 

親に副収入や不労所得などが発覚した場合

親に給与以外の所得がある場合は、代わりに確定申告もしなければいけません。

親の確定申告を代理で行うことを俗に準確定申告とも言います。

申告対象期間は、1月1日から亡くなった日までとなります。

期限までに申告しなかった場合は延滞税など課されるため、気をつけておきましょう。

ここも親に確認しておきたい所ですね。

 

 

 

最後に

親が亡くなることを考えるのは誰しもが嫌でしょう。

でも、人間はいつか死が訪れます。

かといって、いきなり死んでしまっても、どうしていいものか訳も分からないですよね。

なので、事前に知識も付けて、言い方が悪いですが、安心して親の死を待ちましょう。

元気でいてほしいけど、いつ死んでもいいよ、という心の余裕が必要だなと考えます。

 

中には親が死んでしまったショックで何もできなくなる人は少なくはないはずです。

そんな時でも、今回お伝えした手続き等はしなければならないのです。

極端な話しなくてもいいのかもしれませんが、遺体を放置しておくのは嫌ですよね。

お世話になり、たくさん迷惑をかけてきた親にはゆっくり休んでもらって、供養したいものです。

 

上記を踏まえ、やはり親が亡くなる前に、亡くなった後の決まり事をしておくといいでしょう。

「これはここにあるから」や「死んだらこれをしてほしい」など親からの要望もあれば、子供からの要望もあるでしょう。

亡くなった後に、どうすればいいの...?とならないように事前に話しておくことが最も重要で今できることだと考えます。

 

 

 

以前、自らの死についても思考法を記事にさせていただいてます。

是非よかったらチェックしてみてください👇

hbbyamatatsu.hatenablog.jp

 

 

 

今日はこの辺で!

 

 

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